音楽療法をご利用の方の声

日本音楽療法学会関東支部
認定講習会・研究会実施団体

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音楽療法を受けられている
ご利用者さまの声

ニックネーム:ぽん

3歳の終わりから通っている自閉症児の母です。乳児期は主にクラシックを聴かせると心地よさそうにしている子でした。音楽療法に通い始めたころは、情緒豊かな弾き語りに心を揺さぶる度に泣きわめいたり、音楽室を脱走していました。でも、そっと様子を見ていると、階段の途中でじっと室内から聞こえてくる音楽を聴いていました。その表情は、むしろ嬉しそうでした。そして、5歳を過ぎる頃から深雪先生のピアノに食いついて行くようになりました。あっという間にコードを全部覚えて、今ではシンセサイザーで即興しています。聞いた音はすぐに再現もできるようになりました。そこで、深雪先生の音楽室に通いながら、ピアノも習い始めました。ピアノのお稽古では、そこそこ真面目に楽譜を見て取り組むようになりつつ、音楽室では大ブレークしてやりたい放題の音楽の楽しみ方をしています。こうして音楽は、わが子の最大の楽しみの一つとなり、自分を輝かせることのできる武器にもなりました。おかげさまで就学以来、かなり安定した楽しい学校生活を送りつつ、順調に生活習慣を拡大してきました。そして、まもなく小学校を卒業します。

ニックネーム:Chage

我が家は子どもが3人です。2番目の長男が自閉症圏と判って以来、ずっと言葉もなく、出る気配さえなく、3歳から音楽療法に通っていても不安でした。ところが、手振りや喃語の発声で、大好きな「アンパンマン曲集」の中から何曲も、そして何回もリクエストができるようになるや、ほぼ就学してまもなく、「あひるのあ」という歌にはまり、本人は遊んでいるつもりだったのでしょうが、その50音の発音を自ら何度も繰り返して練習するようになり、みるみるうちにほぼ全音発音できるようになってしまったのです。以来、一度は諦めていた発語が少しずつ増え、彼をずっと大切に見守ってくれた同居のおばあちゃま、私にとっては義母にも、最初は「お」としか呼べなかったのに、「おば」から「おばあ」、そしてついに「おばあちゃん」と呼べるようになったことで、姉より、当時まだⅠ歳にならなかった妹より、祖母孝行な孫になりました。そんなおばあちゃまが、私が下の子のお産で4ヶ月ほど音楽室を休んでいた時に、「深雪先生のおかげで音楽が好きになれたんだから、早く行きなさい。」と再開を促してくれたのですが、夢のような発語の始まりは、その再開後まもなくのことでした。今年、小学校最高学年を迎える彼は、今では落ち込んでいる時の私を最も慰めてくれる子どもです。そして歌うことが大好きになり、自分でその時どきの気分に合ったリクエストも自在にできるようになりました。さらに、これは誤算?と思う時があるくらい、よくしゃべります。お友達にも、知人にも、自分から話しかけます。たまにバス停で、よその年配のご婦人と、いつの間にか話し込んでいて、噛み合っていないようでいて、なんとなく会話になっているのが笑ってしまいます。イタズラもたくさんしますが、お手伝いもしてくれます。いつもどことなく家族を癒してくれる頼もしい息子になりました。

ニックネーム:カリ

現在、11歳の自閉症の男の子です。3歳9ヶ月より深雪先生のセッションを受けています。音楽療法に通い始めたころは、人に対する興味がほとんどなく、数字や記号を眺めていることが多く、言葉も単語を少し話す程度でした。始めは手遊びや、絵カード遊びなどに興味を持ち、楽しく活動していくうちに、徐々に先生の言葉に応答している姿が見られるようになりました。特に意味のない独り言が多かったときに、先生が音楽にのせて同じ言葉を繰り返し、かけあいのようなかたちになった時には、自分の言葉が相手に伝わる楽しさがわかったようでした。その後も、音楽を通した先生とのやりとりの中で、自分を表現することや、人と何かを共有することの楽しさを覚えていったのだと思います。今は、特別支援学級の5年生になりましたが、表情も豊かになり、言葉も会話もずいぶん続くようになりました。何より、人とコミュニケーションをとることにも積極的になってきて、クラスの友達とも追いかけっこをしたり、自分から話しかけたり、好きなキャラクターの話題に加わったりして遊べるほどになりました。その後お教室では、息子が作詞をして、深雪先生が即興で作曲して歌ってくださるのがとても好きで、自分を発散できる場所になっていきました。人前で歌うことが嫌いなのですが、学校で、みんなで歌わなければいけない時には、なんとか声を合わせることもできるようになりました。リコーダーが気に入って、今では深雪先生と即興で長い時間、掛け合いセッションができるようになりました。そして、作曲活動は、今度は深雪先生が作った短い作詞に、自分でリコーダーでメロディをつける活動に変わりました。その自分でつけたメロディーの断片が繋がっていく過程で、よそではなかなか見られない、声を立てて笑う様子がみられる時が、私にとっても楽しく、嬉しい時です。

ニックネーム:N

音楽が大好きな息子は、初めてMTNのドアを開けた瞬間、「さあ?あそぼう」の歌で迎えられ、パァ?っと顔が輝き、ぴょんぴょん跳びはねながら中に入っていきました。ピアノに合わせながらトランポリンで跳びはね、ラッパを吹いたり、太鼓をたたいたり等、今は毎回楽しい、わくわくした時間を過しています。集中力が欠けている子ですが、楽器を選ぶ時は一生懸命にいろいろな小楽器を試したり、お気に入りのギターを手にとっては、長く座って弾く真似をしたりして、一つの事に取り組む姿を見せてくれるようになりました。脳性まひで知的障がいがありますが、深雪先生の歌にあわせて、少々不自由な手足を動かしながら、思いっきり楽しんでいます。今では、ドラムセットの前にスタンバイして、ドラマーのようにドラムを叩いてみたり、編み笠をかぶって北風小僧に扮して、さまざまな台詞を言ってみたり、どこで目にしたのか、「なりき」って遊んでいます。年々、体に入ってしまう力をコントロールできるようになってもきました。自分で、自分がリラックスできる音楽を見つけつつあるようです。

ニックネーム:かずちゃん

現在8歳になる男の子ですが、手先や口元の刺激に過敏に反応するため、最初のころはラッパや笛のように口から音を出す楽器も嫌い、そしてドラムのスティックを持つことさえも母と一緒でなければだめな様子で、頭をかかえていました。しかし、何度か音楽療法に通って、同じことを繰り返していくうちに、「僕にもできるかも・・・」という自信に変わっていったようで、今では曲が流れはじめると、自ら反応して動いていくようになりました。毎回毎回、新しい発見があり、個々の悩みに応じてくださるこの音楽療法が、母子どもともに大好きです。



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