よくある質問

日本音楽療法学会関東支部
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音楽療法について
よくある質問

Q:音楽療法ってなんですか?
音楽を使って心の状態を好転させたり、直したい癖を直したり、発達を促したりする心理療法です。
Q:音楽療法は誰にも効くのですか?
音楽が好きな方、好きな音楽がある方になら誰にでも効きます。

Q:音楽を聴くのは好きですが、楽器を演奏したことがありません。演奏できなくてもいいですか?
音楽療法は、歌や楽器のレッスンとは違いますので、何も演奏できなくても大丈夫です。

Q:子どものとの接し方がわかりません。こどもと一緒に受講できますか?
お子さんの音楽療法では、お母さまが同室しないものも多いのですが、MTN心のおしゃべり音楽工房の音楽療法では、お母さま同室が原則です。「参加観察」という形式でご一緒していただき、時にセラピストを通して一歩引いた形で関わりをご覧になっていただくことで、普段見極めきれないでいるお子さんとの関係について、お母さまご自身でさまざまな整理をしていただけます。

Q:音楽療法は何によく効くのですか?
音楽療法は、音楽を使って、個々の方々が今、改善したいと願っていることに、アプローチし、その方の心のエネルギーによって変化を促します。発達の支援、自閉性の軽減、うつの改善、マヒや硬縮の軽減、心身症の軽減、認知症やコミュニケーションの改善などにその効果を発揮するとされています。

Q:自宅に来ていただくことはできますか?
遠方の場合にはセッション・フィーが少し割高になり、交通費等の実費が別途となりますが、ご自宅に伺っての訪問療法もさせていただきます。大楽器(特に鍵盤楽器)の運搬が必要な場合には、車での訪問となりますので、駐車場がご自宅か近くにあると助かります。

Q:対象者は誰ですか?
赤ちゃんからお年寄りまで、障がいのお有りになる、ならないを問わず、音楽を使った心理療法を受けてみたい方ならどなたでも対象者です。

Q:特に障がいはないのですが、音楽療法を受けることはできますか?
音楽療法は心理療法です。心理療法としての音楽療法を受ける目的さえあれば、障がいの有る無しは関係ありません。仮に、綺麗になるため、痩せるため、美しく年を重ねるため、友達をびっくりさせたいからひそかに歌を練習するため、などの目的にも、音楽療法はそのお手伝いをいたします。

Q:セッション中は、母は別室で待っているのですか?
お子さんの音楽療法では、お母さまが同室しないものも多いのですが、MTN心のおしゃべり音楽工房の音楽療法では、何歳になってもお母さま同室が原則です。ただ、小学校3年生以上になりましたら、お母さまかお子さんご自身の強いご要望があれば、別室でのご待機、あるいはセッションの送迎だけをしていただく、という形でもご相談に乗っています。大体、中学以降、あるいは高校以降のお子さんは、お一人でいらっしゃいます。また、極く極く稀に、お母さまが同室されると、お子さんが却って不安定になってしまって終始落ち着かずに終わってしまう、というような場合には、ご相談の上、別室、またはお迎えの形にしていただくこともございます。

Q:準備していくことはありますか?
セッションは、記録と評価、次のセッションの計画のためにICレコーダーで録音しています。その音声記録をお持ち帰りになりたい方は、100MB以上くらいのUSBメモリーをお持ちください。また、ご一緒に歌った歌の譜面などをお持ち帰りになってコレクションされたい方は、マイ・ファイル(クリアファイル)をお持ちください。それ以外は特にありません。セッションが進んでいくにつれ、ピアノを弾きだすお子さんや、リコーダー演奏をなさるお子さんがいらっしゃり、こうした場合には、ある程度準備することが出てくる場合もありますが、それも任意ですので、まずは手ぶらでお越しいただいて大丈夫です。スリッパも要りません。また、音楽室での飲食は原則禁止ですが、水分補給は是非していただきたいので、お茶、お水など、楽器にかかっても問題のないものはお持ちいただければと思います。

Q:定期的ではなくて、単発で受けることはできますか?
もちろんできます。

Q:音楽療法は効果がありますか?
音楽療法の効果の有無は、その方その方が音楽で変えて行きたい何かに対して、がまず第一です。付加価値的に、思いもかけなかったことにも効果があった、という場合もありますが、逆に、思っていたのとは違っていたり、期待通りの効果が得られなかった、ということももちろんあり得ます。でも、あなたが、ご自身の、あるいは身近などなたかの、こんなところには、もしかしたら音楽療法なら効果があるかもしれない、というイメージを漠然とでもお持ちであれば、まず間違いなく音楽療法は効果を発揮できるでしょう。

Q:お試しのセッションでお金はかかるか?
MTN心のおしゃべり音楽工房の個人セッションは、お子さんの場合には予めお電話等で保護者様とご連絡を取って、アプローチの計画に必要な現在のお子さんの状況についてヒヤリングをさせていただき、個々のためのセッションの計画を作成して行います。大人の方も同様に、お目にかかって詳しくお話を伺った上で、その方のためにのみ効果があると思われるような工夫をして音を使ったセッションに入って行きます。このため、工房音楽室でのセッションには「無料お試し」セッションは設けておりません。

Q:個人の音楽療法と集団の音楽療法、どちらがいい?
音楽療法は、グループ療法であっても、基本は「個人療法」です。個々のニーズに沿ったアプローチで効果をじっくりと深めていくことができるのが良いのですうが、グループ療法が必要、という場合もあります。まず、お受けになれる頻度が月に1回程度と少ない場合、個人において効果を持続させていくには少なすぎるため、目的を、具体的に相手のあるコミュニケーションの改善、環境適応力の強化、対人技術の向上、などの目的に絞って、集団力動を利用してアプローチしていく方が効果的と考えます。
また、一対一とか、三者程度の少人数での対人関係にむしろ恐怖を感じてしまわれるような方の場合も、集団におけるアプローチの方がリラックスできて良いでしょう。
認知症が軽度のお年寄りや、きわめて軽度の広汎性発達障がいをお持ちの学齢期のお子さんも、個人療法よりはグループ療法に向いていることがあります。これらの方々は、誰かに一対一で「教わる」という雰囲気やイメージの状況では、緊張したり、反発したい気持ちが現れたりしがちなことが多いからです。
ただ、いずれの場合も、グループの人数は多くない方がよく、自主グループなど、個々人がご自身のために組む集団であれば、2~6名程度までをお薦めしています。
但し、契約施設などでの集団セッションは、これとはまったく異なります。こちらは、個々の方々のオーダーではなく、施設からのオーダーになりますので、料金、頻度、場所、時間など、すべて契約施設の介護あるいは療育計画による、ご方針次第となります。

Q:どのくらいの頻度で通ったらいいか?
工房音楽室でのセッションの頻度は、2週間に1度を主に推奨しております。たまに、集中的なケアが必要なケースでは、1週間に1度いらしていただくことがありますが、2週間に1度程度の方が、ご支出にもあまり無理がなく、コンスタントにお続けになりやすいようです。ご要望によって、頻度についてはフレキシブルに対応させていただきますが、改善したい具体的な目標がおありの場合には、できる限り2週間に1度以上はセッションされた方が、前回の効果が消滅しないうちに次のセッションが来る、というサイクルを保てます。

Q:音楽療法はどんなことをするのですか?
対象者(児)によって、プログラムは個々さまざまです。歌あり、楽器(ピアノ・シンセサイザー・電子ハモンド鍵盤・ピアニカ・各種打楽器・リコーダーなどなど)有り、作曲有り、即興有り、ミュージカル療法有り、おしゃべり有り、バルーンなどによる運動音楽療法有り、マッサージチェアでのリラクゼーション療法有り。
通常想定されるような音楽を用いた活動全般の他に、シンセサイザーによるBGMをバックにGoogle Earthで世界旅行を楽しむお子さんや、ご自慢のバリトンでドイツ歌曲をたくさん歌われるお年寄り男性、時間内全部リクエスト曲でコンサート風に展開される方、心の声を作詞されて曲をつけてもらいたい方、朗読に効果音をつけて欲しい方、などもいらっしゃいます。

Q:音楽療法ではどんな音楽を聴くのですか?(音楽療法を受動的なものと思っている。)
音楽療法には、お受けになる方が演奏に参加される、あるいは主体的に演奏されることがあるような「能動的音楽療法」と、リラックスしてCDや生演奏の音楽をお聴きになり、それからイメージされていることなどについてゆっくりとお話をしていただくような「受動的音楽療法」の、大きく分けて2つのカテゴリーがありまして、MTN心のおしゃべり音楽工房では、主として「能動的音楽療法」を行っております。ご一緒に演奏するにしても、聴いていただくにしても、少なくとも選曲は、お受けになる方が「好きな」音楽です。

Q:相談した内容などの情報は守られるのでしょうか?
お客様の個人情報に触れるすべての職業には、古くから「守秘義務」というものがあり、音楽療法士の場合にもこのことは、日本音楽療法学会の認定規則の中に明記されています。
加えて、現在は国も法律でも「個人情報保護法」が制定され、個人が特定される情報の守秘義務は極めて強く守られるべきものとなりました。
私どもの仕事でも、当然のことながら、ご相談者の個人情報はトップ・シークレットとして、一切の外漏れに対して細心最大の注意を払っております。ご要望があれば、誓約書も作成いたします。

Q:セラピストは選べるのでしょうか?
選べます。

Q:どんな方たちが受けているのでしょうか?
当工房では、最も多いのは、自閉症をお持ちのお子さんをはじめとする広汎性発達障がいと診断されたお子さんたちです。そのほか、脳性まひ、低体重、知的障がい、摂食障がい、うつ病、統合失調症、心身症、大人の発達障害、脳血管性障がいの後遺症をお持ちの方、更年期障がい、神経症圏の方、行為障がいのある方などなどが訪れてくださいます。
その他、セラピスト個々が契約している施設は、知的障がい者施設(軽度~重度まで)、重度重複障がい者施設、高齢者施設、精神病院、盲障がい者グループなど、さらに多岐に渡ります。

どんな相談が多いですか?
特に多いのは、お子さんが3歳健診で発達の遅れ(一部なり全体的になり)を指摘され、療育を受けることになったが、平行して音楽療法による発達支援に期待したい、というご相談です。
次に多いのは、大人の方の発達障がいや精神病圏で、社会との隔絶感を軽減したり改善したりするために音楽療法を受けてみたい、というご相談でしょうか。
工房音楽室は、民家の地下居室を改造した、ちょっと隠れ家風の趣のある楽器のおもちゃ箱のような天井の低い部屋なので、あまり外に開放的でないことが、こうした方々にとっては却って安心感をお持ちになれるようです。

Q:どれぐらいで効果が期待できるのでしょうか?
ズバリ、お子さんの場合には、軽度なら3か月~半年、あるいは6回~12回、中度なら1年~2年、あるいは24回~48回、重度の場合には、3年~4年、あるいは72回~96回くらいで、一つの目標が達成されたと感じられるようなはっきりとした効果が確認できました。
大人の方の場合には、ご自身で効果を確認できることもあり、人さまざまで一概には言えません。私たちが効果だと思うこととご本人が効果だと思うことが一致しないこともあります。ただ、音楽療法は、セラピストとの関係性の中でリラックスできるようになり、コミュニケーションが深められるようになることでその効果を発揮しますので、これらが確立されるまでが一つの目安です。たった1度で効果のある方もあれば、その日は十分リラックスして帰られても、次にいらっしゃる時には、また緊張度が元に戻ってしまっている、ということが繰り返される方もいらっしゃるために、期間がまちまちになる、ということです。

Q:親子で受ける事も出来ますか?
親子で楽しめるようになるため、ということが音楽療法をお受けになる目的である場合には、そのように計画を立てて進めて参ります。お母さま、あるいはお父さまはご一緒にセッションに参加していただくことが当工房での原則ですので、単に同室でのセッションをご希望であるだけという場合には、もちろん同室していただけますし、基本的にはあくまでお子さんの発達支援や行為改善などに目標を置かれるお母さま、お父さまの方が多いようです。

Q:予約した日時の変更・キャンセルは出来ますか?
お電話やメールで随時お受けしております。キャンセルの場合は、午前中のセッションの場合には前日中(深夜でもOK)、午後からのセッションの場合には当日の朝9:00頃までに、とお願いしておりますが、急な発熱、不調、インフルエンザ、台風、地震など非常時には、例外としています。
ただ、何のご連絡もなく無断で欠席された場合、珍しいうっかり忘れや、ご予約者がご本人の場合でもお母さまの場合でも、それぞれの病状やお体の不調などの有る場合がございますので、その点は考慮いたしますが、これ以外のドタキャン、無断欠席、度重なるうっかりの場合のみ、手配したコ・セラピストの交通費など、経費が発生するため、ご予約された分のセッション報酬のお支払いをお願いしております。

Q:音楽療法士が演奏しただけで効果があるのですか?
この場合の効果も、たとえばリラックスの効果なのか、停滞していた発達が少しずつでも促される効果なのか、、コミュニケーションが活発化する効果なのか、など、音楽療法をお受けになる方に求められている効果や、セラピストが計画し、想定している効果などに向かって選択されたプログラムとしてであれば、十分に効果は期待できると思います。

Q:楽器を購入する必要は?
ありません。

Q&Aの最終更新日 : 2014-04-30

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